去る9月17日、旭川でおこなわれた
「北の恵み 食べマルシェ」
に行ってきました。
「北の恵み 食べマルシェ」とは |
旭川市のホームページによると、開催趣旨は
~北北海道地域の各自治体及び交流都市など地域自慢の食を一堂に集めた食の市場(マルシェ)として、本市中心市街地を会場に「北の恵み食べマルシェ」を開催し、中心市街地の活性化や賑わいの創出を図る。また、食べマルシェの開催を通じ、地域の農業や食品製造業の振興と販路拡大を図り、多彩で豊かな食の供給基地である北北海道の特色を全国に向けて広く発信する。~
とあります。難しいですね。
2010年10月に第一回が開催され、それ以降は毎年9月に開催されています。2018年は9月15日~17日までの3日間おこなわれました。
今年の会場は、旭川駅前広場から平和通買物公園をずーっと900メートルほど続き、七条緑道まで行くとそこから左折してまたずーっと300メートルほど続きます。そしてその先にある常磐公園の中まで会場があります。
ヤマゾーたちは、七条緑道の常磐公園側から出発し、旭川駅前広場まで行って、そこからシャトルバスに乗って常磐公園まで戻り最後に常磐公園の会場を見てきました。
午前11時半頃に到着。いい天気です!
七条緑道の会場です。ここは甘いものがたくさんある「スイーツ通り」でした。
これは旭川農業高校のアイスだったかな!?
買物公園通会場です。たくさんの人で溢れかえってます。
おっ!自由軒だ。
ここでは「ポて豚ミニ」と「ばくだんミートボール」を買いました。
試食もあります!
ヤマゾーがもらったのは「おこし」と「ソーセージ」です。それ以外にもたくさんの試食がありました。買うだけじゃなく、試食もできるなんて何かすごく得した気分!
とあるカレー店のブースです。お試しの「プチキーマ丼」が200円です。低価格でいろいろなものが楽しめます。うれしいですね。この「プチキーマ丼」も食べました。
休憩するブースがところどころあり、買ったものをここで食べることができます。休憩ブースはたくさんあり、いわゆる「座り待ち」のようなことはありませんでした。
平和通公園会場を旭川駅側から七条緑道方面に見るとこんな感じです。
駅前会場ではステージがあり、様々なイベントが繰り広げられていました。
が、この時からポツポツと雨模様となってきます。
駅前会場の3分の1のスペースはラーメンブースとなっていて、たくさんの種類のラーメンがありました。今日はラーメンを食べようと思っていたので、どこで食べようかいろいろな店のブースを回ります。聞いたことがあるラーメン店のブースばかりです。ラーメンの値段はどこも「800円」前後でした。
旭川のラーメン店の有名どころが軒を連ねているなかで、「旭川しょうゆホルメン倶楽部」という大学のサークルのような名前のブースがありました。
どのような倶楽部なのか「旭川しょうゆホルメン倶楽部」の中の人に話を聞いてみると、この倶楽部は、なんとあの
「炭やのホルモン」
を作っている会社だそうで、普段はラーメン店としてはやっていないがこういう時に出店しているとのこと。本社が旭川にあるのだそうな。
「焼肉の時いっつも炭やのホルモン食べてるよぉ~!看板に「炭や」って書いておいてよ~。危うく通り過ぎるところだったじゃない。」
とは言いませんでしたが、ここのラーメンに決めました。しょうゆホルメンを注文!
できたラーメンを見てみると、倶楽部という名前からは想像もつかない本格的なラーメンでした。上に乗っているホルモンは普段見ているホルモンの感じではなく、若干透き通っていてプルンプルンで、「いかにもコラーゲン」でした。どうやって作っているんだろう?
さて、肝心の味はどうでしょうか。
まずは一口・・・
「ウマいっ!!!」
スープはいわゆる旭川ラーメンの魚介とんこつで、麺も旭川ラーメンによくある低加水縮れ中細麺(多分)でスープが良く絡んできます。ちょっとしょっぱめかな。
「ホルメンとライスはセット」
とはよく言ったものです。
ここで一大事です。なんと雨が本格的に降ってきました!駅前広場会場は立食スタイルとなっており、ちょっと高さのあるテーブルがあるだけです。平和通公園会場と違い屋根がありましぇ~ん(;'∀')これではせっかくのスープに雨が入ってしまいスープが薄まってしまいます。(そこまでは言い過ぎか。ただ気分的にねぇ~)
ここで考えることは同じです。皆テーブルの下に一斉に潜り、しゃがみ込んでラーメンを食べ続けます。これがちゃんと雨除けになるのよぉ~(笑)
ということで無事完食。
ウマかったぁ!やるじゃん!炭や。
この度の北海道胆振東部地震により、出店できなくなったところもあったようです。賑やかな会場でしたが、ふと地震の日のことを思い出した瞬間でした。
がんばろう 北海道
駅構内にもマルシェがありました。雨が降ったときはにわかに大混雑でした。
駅前広場会場からまだ行っていない常磐公園会場まではけっこうな距離があるので「シャトルバス」を使って移動します。
このシャトルバスはざっくりいうと「常磐公園」と「七条緑道入口」と「駅前広場」と「大雪アリーナ」を約20分間隔で回っていて,乗車料金は
ココがポイント
これってすごいことだよ!
やるじゃん!食べマルシェ。やるじゃん!旭川。これぞ、
「お・も・て・な・し」(^人^)
このシャトルバスは本当に助かりました。ありがとうございます\(^o^)/この無料シャトルバスはぜひとも続けてほしいものですね!
常磐公園会場につくと、雑貨屋さんのブースが続いています。
「雑貨ストリート」とでもいいましょうか。この時には雨も上がり晴れ間ものぞいてきました。ここでは雑貨を何点か購入しました。
まとめ |
行く前は、「いろいろな食べものの出店があってそれを買って食べる祭り」なんだろうな。と思っていました。
行ってみると、まあほぼそんな感じなのですが、これ系のイベントにありがちな「一品の単価を高めの設定し、小さめのポーションにして回転率をあげようとしている」ことがビンビン伝わってくる「商売しちゃってる感」満載な店はあまりなく、試食があったり、200円くらいでの「お試し価格」のものがあったりで、低価格でもいろいろな食べ物を試すことができました。また、子ども用に無料の輪投げやゲームコーナーやスタンプラリー、今回は雨のため参加できませんでしたが駅前広場のステージではじゃんけん大会などもあり、町内会のお祭りに参加している感じに近いです。
無料のシャトルバスで会場を渡り歩くこともできるので、ご年配の方々も安心して参加でき、またこのお祭りに「おもてなしされている」ことを強く感じました。
正しく、開催趣旨通りの
~地域の農業や食品製造業の振興と販路拡大を図り、多彩で豊かな食の供給基地である北北海道の特色を全国に向けて広く発信する。~
ことが感じられるイベントです!
今までこのイベントが開催されていることは知ってはいましたが、参加したのは今回が初めてでした。今まで行っていなかったのが悔やまれる。。
また来年行ってみたいお祭りですね。